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感情・精神状態が病気を起こす?東洋医学の病気論。

今回は東洋医学のお話です。

東洋医学では、「感情が病気の原因となることがある」という風に考えられています。

西洋医学でも、「ストレスが原因」と言われることが多くなりましたね。

でも一言でストレスと言っても様々なストレスがあります。

「出来るはずの事が出来なくてイライラしている。」

「友達とうまくいかなくて悲しくて泣いてしまう。」

「予想外の事が起きて、ショックだ。」

「また体調が悪くなったらどうしようと不安になる。」

おそらく上記の物は全て『ストレス』という言葉で片付くと思います。

東洋医学では『ストレス』という一つの言葉に対しても、

それは【どんなストレスなのか?どんな感情が強かったのか?】と考えます。

何故なら、そのストレスの種類・感情の種類によって対応が変わってくるからです。

感情によって影響を受ける臓器が違う。

先ほど、ストレスの種類・感情の種類によって対応が変わると書きました。

もう少し詳しくこの辺を書いていこうと思います。

東洋医学では、感情と臓器に密接な関係があると言われています。

具体的には

「喜ぶ」という感情は『心臓』と、

「怒る」という感情は『肝臓』と、

「思う」という感情は『脾臓』と、

「悲しむ、憂う」という感情は『肺』と、

「恐れる、驚く」という感情は『腎臓』と、

それぞれ関係があるとされています。

※これらの感情の事を七情と言います。

喜ぶと心臓が悪くなるのか・・・(;゚Д゚)

と驚かれるかもしれません( ̄▽ ̄;)

そういう事では無いので、安心してください。

あくまでも、過剰な感情刺激は臓器不調の原因となるということで、微細なもので悪化するとはあまり考えません。

人によって何が過剰なのかという、さじ加減は変わるので一言では言い表せないのが難しいところですが(;^_^A

もう少し詳しく変調を書いておきますが少し難しいかもしれません。

喜ぶー気緩む、

怒るー気上る、

思うー気結す、

悲しむ(憂う)ー気消える、

恐れるー気下る、

驚くー気乱れる、

と人体をまとうエネルギー「気」に関する変調を書きました。

※詳しく説明すると長くなるので生命エネルギーのようなものと思ってください( ̄▽ ̄;)

これだけだとイメージしにくいと思いますので実例を。

イライラしすぎて気が頭に上りすぎた。

結果として、頭の血管が切れてしまう・・・。

思い悩みすぎた結果、気が結する(動かなくなるイメージ、うっけつ)。

何だかモヤモヤして食欲がわかない。

というような感じです。

※わかりやすいように極端な例を出しています。

ただ誰でもイライラし過ぎて、頭に血が上る感覚は覚えがあるのではないでしょうか?

同じように、考え事があって何となく胸がいっぱいで食が進まない。

東洋医学ではこういう感情の動きについても、「ストレス」の一言で片づけずに細かく見ていきます。

感情による臓器の不調→さらなる感情の変化→また臓器の変化・・・といった悪循環を引き起こす可能性があるからです。

逆に言うと今の感情は臓器の不調からきている場合もあるので、臓器に対応するツボに施術することにより感情のケアも行えると考えられています。

施術を行う人間は色々な所を見ています。

問診票の記入具合、記入の仕方、会話の仕方、施術ベッドへの上り下りや体の動かし方、もちろん表情や声のトーンも。

これらから読み取れる感情も、症状を治すうえでは非常に大事な情報となっているんです。

また何故それらの感情を持っているのか、どこからその感情が来ているかも大事です。

もし嫌な感情を起こす原因が遠ざけれるなら「遠ざける」というのも一つの治療になると考えられると思いませんか?

少なくとも私はそういう風に考えます。

嫌な感情と向かい合うのも良いかもしれません。

何故そんな感情を持ってるかがわかれば、原因がはっきりと腑に落ちると意外とスッキリする場合があります。

我々施術者は、施術を通して臓器から感情にアプローチすることもあれば、

話や対応を通して、「気づき・ヒント」を与える用に努めます。

さて、長々と書きましたが、

今回は「東洋医学では感情が病気の原因になると考えている」ということについて書きました。

自身の内側にあるものが病気のきっかけになっているかも・・・東洋医学では内因といいます。

次回は外側にある病気のきっかけ、外因について書こうともいます。

また興味がありましたら読んでみて下さいね\(^o^)/

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一灸さん

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